今回は、リハビリの中で患者様に ADL 技術を習得させるために 必要なことの一つをお伝えします
これを知っておくことで
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日々の臨床でやっていることに自信が持てる
患者様の ADL 動作獲得につながる可能性がある
これを知らないと
ADL 動作獲得のコツ知りたい方はぜひ、この先を読み進めてみてください
目的
ADL訓練において動作獲得に必要なものとは?
それは
プロンプト・フェインディング法
使っていくです
どういう意味?
手がかり刺激(プロンプト)を与え、行動を引き出す
↓
次にそのプロンプトを徐々に減らしていく
↓
手がかり刺激(プロンプト)に頼らない自発的行動の定着を図ることです
手がかり刺激(プロンプト)には、何があるの?
以下の4つがあります
①身体的ガイド
対象者の体(腕、手など)を直接手を使って誘導する方法
②モデリング
対象者に向けてセラピストが適切な行動をお手本としてやって見せること
③視覚的プロンプト
ひらがなの書き取り練習の時にうすい 点線の上をなぞったりすること
④聴覚的プロンプト言葉が思い出せない時に、最初の言葉を発音して促すこと
動作の獲得ができた後にすることとは?
上記の、プロンプト・フェイディング法で、行動が獲得できたら
行動を自発的に行うようにする
ことが大切です
行動を自発的に行うための工夫とは?
行動を自発的に行うために
時間遅延法
を使います
時間遅延法とは?
適切な行動が出現するまで
5秒・10秒など指導をする側が働きかけないで待つこと。
そして、自発的に行動が出現しなかった場合にのみ、上記で紹介したプロンプトを与えていきます
まとめ
ADL訓練において動作獲得に必要なものとして
プロンプト・フェインディング法
をお伝えしました
ADL 指導において参考にしてみてはいかがでしょうか?
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